2025年結成。
荒川颯音と宮元響輝が共同主宰の作・演出2人体制による演劇チーム。
従来の劇団が追求してきた「統一的な作風」や「作家性の純度」に依存せず、それぞれが異なる作家性を持ちながらも、
ひとつの共同体として活動することに価値を置く。
荒川と宮元の2つの視座は交わらず、融合も調和も拒否する。
しかし2つの視点が合わさることで、重層的な演劇の嘘で
怒りや祈りを描き出す。
シリアスな思想や批評性、くだらないギャグ、ポップな
色彩、言葉、違和感までもが重なり合いながら、その断片の同居から生まれる景色で新たな劇団体験を提示する。